発熱,咳嗽の見られる患者様への当院の対応方針

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2021年8月24日

 

 

当院はいわゆる「発熱外来」は設置しておりません.

発熱,咳嗽(せき)の見られる患者様については,まず当院に電話連絡をしていただき,看護師が問診票に従ってお話を聞いたうえで医師に相談,対処方針を決めさせていただきます.


入院加療を要しない軽症と判断する場合は、こちらから指定したお時間にマスク着用のうえ来院していただき、指定待合室および指定診察室にて対応いたします.


その際医師が必要と判断する場合には,鼻腔ぬぐい液検体によるコロナの抗原定性検査(必要であればインフルエンザの抗原定性検査)を施行します(発症初日から対応).

 

その結果,抗原定性検査「陽性」の場合(コロナ陽性と判断)は,発生届を「医療衛生企画課感染症対策担当」に,お電話の上FAXいたします.(休日・夜間の場合はFAX送付の上,右京区役所に連絡).

抗原定性検査「陰性」の場合はPCR検査を行います.

 


一方、肺炎を疑い入院適応と判断する場合は、医師の判断にて鼻腔ぬぐい液検体によるインフルエンザおよびコロナの抗原定性検査をし、コロナ陽性または重症肺炎の場合には市立病院など高次急性期病院への救急転送を考慮します.
コロナ陰性で中等症までの肺炎と判断した場合は、当院での入院加療を考慮します.

 

 

なお、インフルエンザ流行期の場合は、鼻腔ぬぐい液検体によるインフルエンザおよびコロナの抗原定性検査はせずに、本人またはご家族と相談のうえ、抗インフルエンザ薬を処方して自宅療養としたうえで、3日間経過しても解熱が得られない場合には、再度電話連絡にて相談のうえ、コロナを強く疑う場合には、当院にて鼻腔ぬぐい液検体によるインフルエンザおよびコロナの抗原定性検査を施行します.(抗インフルエンザ薬処方を希望されない場合も同様の対応とします)


いずれにしましても、京北病院は、“かかりつけ医”としての機能を大切にしたいと考えておりますので、遠慮なくご相談下さい。