ご挨拶


病院長よりご挨拶

 令和5年(2023年)4月より前任の森一樹院長先生を引き継いで、京都市立京北病院の院長を拝命し赴任した安田達行と申します。これからよろしくお願いいたします。

 

 平成17年(2005年)京北地域が京都市へ編入合併により京都市立京北病院となって18年が経過しました。さらに平成23年(2011年)に京都市立病院と京北病院が地方独立行政法人機構に移行してからも12年が経過しております。この広い京北地域で救急告示病院として外来診療はもちろん入院病床、地域包括病床、老人保健施設、 デイケア、訪問診療、訪問看護等多岐にわたる機能を、小規模ながら維持運営しております。従って京北病院は、この京北地域で不可欠の病院であって、また不可欠の病院でなければならないと思っています。このことは地域住民、病院職員、皆の思いでもあると思っています。

 

 現在、国の医療に対する方針としては在宅での治療の充実、健康寿命(日常生活に制限のない期間)の延長が求められております。当院においてはもちろん従来からの外来診療、入院治療、施設入所の充実、有効利用を図り、デイケアのさらなる増強を進めて参ります。

 

 併せて訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ等により在宅患者さんの健康管理、家族の皆さんの負担軽減に努めて参りたいと思います。

また健康相談、栄養相談など住民の皆さんと一緒に活動していく機会を増やし、健康寿命の延長のための一助になればと考えております。

 

 我々の病院が地域の病院としてしっかり認めていただけるよう頑張って参ります。

よろしくお願い致します。

        

 

地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立京北病院 

院長 安田達行

 



看護部長写真

いのちとくらしを守り,尊厳を大切にする看護を

 

当院は京都市右京区京北地域の唯一の病院として、高齢者の急性期医療を軸に、介護老人保健施設や訪問看護ステーション、通所リハビリテーション及び居宅介護支援事業所を併設し、地域包括ケアを推進しています。

人生100年時代を迎え、高齢化が進む中、当院においては、地域住民の皆様の多様な価値観やニーズの変化を察知し、看護に期待されることは何かを再考していくことが重要となっています。

 

看護部では、疾病や障害のある方、高齢の方々お一人おひとりの尊厳を大切にし、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域の保健・福祉団体との協力関係を深め、連携や調整を進めてまいります。また、住民の皆さんと顔の見える関係を築き、健康の回復や疾病の予防、健康の保持増進への取り組みができるように、知識や技術の向上に努めてまいります。そして職員一人ひとりがやりがいを持ち、活気ある職場環境づくりにも貢献していきたいと考えています。

 

看護部長 下山 佐知子