京都市立京北病院は古く弓削診療所の時代からこの地域の医療を支えてきました.
現在当院は京都市立病院機構のひとつとして,京都市立病院と1法人2病院の運営形態をとっております.
京都市立病院との連携を含め,京北病院のもつ役割を医療分野・介護分野に分けてわかりやすく図解してあります.
「ほぼ在宅,ときどき入院」の考えで自宅と病院とのあいだをつなぐ緩衝液のような役割を果たすのが地域包括ケア病床です.
急性期を脱した患者さんにリハビリや退院支援など,効率的に密度の高い医療を提供する「在宅復帰支援のための病床」です.当院には10床の地域包括ケア病床があります.
訪問看護師やリハスタッフが定期的に訪問し,主治医の指示を受けながら看護サービスを提供します.
京北地域,小野郷,中川,大森,美山,日吉までサービス提供しています.
24時間連絡体制を整えており,京北地域で訪問看護を行う唯一の事業所です。
病病連携,病診連携,外来診療から入退院に関する支援,また医療・介護・福祉に関する相談業務を行う部署です.
地域の医療機関や施設などと連携を深め,地域包括ケアシステムの推進にも取り組んでいます.
令和2年8月より看護師1名と事務職員1名を増員し計5名体制となりました.
医療・介護にまつわるいろいろな資料,役に立たつ知識などを順次アップしていきます.
また行政・福祉・医療介護分野にまつわるリンク集,京北地域の役立つリンク集を掲載しています.
レスパイトとは「小休止」「息抜き」といった意味です.
冠婚葬祭・旅行などで一時的に介護を中断したい,台風・大雪などの事情により、在宅介護が困難となる場合に,期間を設けた入院の受け入れを行い,介護者の負担軽減(息抜き)を目指す仕組みのことをいいます.当院はレスパイト入院に対応しています.
京北病院は,平成23年4月1日から,介護療養型老人保健施設を運営しています.
夜間も看護師が常駐しており,喀痰吸引や経管栄養といった医療処置のほか,終末期ケアにも対応できる体制をとっています.
京都市立京北病院に併設されているため,入所中の急病にも対応できます.
自宅で療養されている方が,健康の維持回復のために,日帰りでのリハビリを中心に,入浴,食事,レクリエーションなどを行うサービスで,1日の生活そのものがリハビリになるようなプログラムになっています.
当施設は,京都市立京北病院に併設しているため,体調面でのサポートが必要な方も安心してサービスを受けていただけます.
当院には理学療法士3名,作業療法士1名,リハビリ補助1名の5名のリハビリテーションスタッフが常勤しています.
リハビリテーション提供対象は入院,外来,訪問リハ,デイケア,老健と多岐に渡ります.
それぞれについて一通り解説してあります.ご一読ください.
外来通院車の路線図,時刻表,JRバスなど路線バスの時刻表,院内案内図など,当院ご利用の患者様の便利ページです.
京北病院内で定期発行している広報誌のバックナンバーを集めました.
年3回の発行で毎回外来の方にも発送しています.
2011年12月号からお読みになれます.
懐かしい記事が満載ですよ.
病院からのお知らせやトピックスなど,季節の話題をおりまぜながらお届けします.介護老人保健施設やデイケアはなふるさとなどで作られた作品などもご紹介できればと考えています.
京北病院の沿革を,昭和16年(太平洋戦争が始まった年)の旧弓削村国保健康保険組合の設立に始まり,昭和30年の町村合併,昭和33年の京北病院としての病院事業開始,平成17年の京都市への編入,平成23年の独立行政法人への移行,平成29年の地域包括ケア病使用開設まで,詳しく書かれています.興味のある方はご一読を.
高倉康人前院長におきましては,令和元年12月29日に逝去いたしました.
往診帰りに軽トラから降りてくる先生が今でも思い出されます.
前院長を偲んでスマイル通信に寄稿された高倉先生の記事を特集いたしました.先生の地域医療に対する熱意が伝わってきます.
ぜひご一読ください.
〒601-0533 京都市右京区京北下中町鳥谷3番地
地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立京北病院
TEL:075-854-0221(代)
FAX:075-854-0825(代)
since 2020/11/21